こんにちは。大阪市西区の南堀江にあります、補聴器販売店フォーラム21の松本です。

突然ですが「音」について、皆さんは何を思い浮かべますか?

音と一概に言いましても、色々な言葉が存在します。

「音」の漢字が含まれているもの。または類語。関連語や音を連想させる言葉など色々あります。

音色、音波、音響、騒音、物音、音楽、音沙汰、音域、音階、音痴、曲、歌

響き、地鳴り、微音、銃声、足音、高鳴る、音量、大声、ハーモニー 等

調べれば調べるだけ出てきます。

そこで今回は【音】についてお話ししたいと思います。 音の単位はdB(デシベル)と表示します。

一般的に言われている音の目安

木の葉のふれあう音

・10dB(静か) 静かな息
・20dB(静か) ささやき、木の葉のふれあう音
・30dB(静か) 郊外の深夜、ささやき声
・40dB(普通) 市内の深夜、図書館、静かな住宅地の昼
・50dB(普通) 静かな事務所、家庭用クーラー(室外機)
・60dB(うるさい) 静かな乗用車、普通の会話、洗濯機(1m)、掃除機(1m)、テレビ(1m)
・70dB(うるさい) 騒々しい事務所の中、騒々しい街頭、セミの鳴き声(2m)
・80dB(うるさい) 地下鉄の車内、交差点、電車の車内、ピアノ(1m)
・90dB(きわめてうるさい)  犬の鳴き声(5m)、騒々しい工場の中
・100dB(きわめてうるさい) 電車が通る時のガード下、油圧プレス(1m)
・110dB(きわめてうるさい) 自動車のクラクション(2m)
・120dB(きわめてうるさい) 飛行機のエンジンの近く

【静か・普通】の環境下では会話に支障が出ませんが、それ以降は話が変わってきます。
【うるさい】の中でも70dB以降、会話をするときは徐々に大きな声を必要とします。
【きわめてうるさい】までになると大きな声を出しても相手にはあまり伝わらず、ほとんど会話が成立しません。

では、dBが違えばどれ位の聴こえの差が発生するのか?

少し細かく分けますと以下の通りとなります。

・1dB差、、、1.1倍
・6dB差、、、2.0倍
・10dB差、、、3.2倍
・20dB差、、、10倍
・40dB差、、、100倍
・60dB差、、、1,000倍
・100dB差、、、100,000倍

になってきます。

例えば図書館40dBと地下鉄の車内80dBでは40dBの差が発生します。

となると、上の表から見ると音の大きさはなんと100倍の聞こえ方になります。

また「音」は距離によっても音の大きさが変わります。

音源から1m離れても影響はほぼありませんが、2mになると6dB減衰します。
それをまとめたのが次の表です。

という事は音源から20m離れたら10分の1に減衰し、100m離れたら100分の1にまで減衰するという事です。

距離による減衰

それでは、補聴器を装着いただいた場合の聴こえの変化や補聴器をお使いいただくにあたっての、「コツ」について次回のコラムでご案内したいと思います。

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