こんにちは。大阪市西区の南堀江にあります、補聴器販売店フォーラム21の松本です。

前回は「音」についてご案内いたしました。

今回は補聴器を装着いただいた場合の聴こえの変化や補聴器をお使いいただくにあたっての、「コツ」についてご案内したいと思います。

補聴器を装着した場合

例えば、40dBの図書館で使用した場合と、80dB出ている地下鉄の車内では
どのような聴こえになっているのでしょうか?(dBデシベルについては前回のコラム参照)
前回申し上げた、100倍の聞こえ方になっているのでしょうか?

「答えはNOです。それは、ある方法を行っていただく事で100倍の聴こえにならなくなります」

では、そのある方法とは?

それは、補聴器の音量を操作いただく事で【うるさくない音】に変える事が可能になる!ということなんです。

補聴器利用歴2年のAさんという架空の人物に登場してもらい、Aさんを例にしてお話ししてみようと思いますが、先に補聴器について簡単にお話ししておきます。

【補聴器は音を増幅して会話や物音を聴き取りやすくしてくれる医療機器】

これを前提にお話しをしていきます。

Aさんは補聴器を朝起きてから夜寝るまでの時間、使用しています。

自宅では家族との会話がスムーズになったといいます。

そんなAさんですが、1時間かけて★地下鉄を利用して★繁華街に出かけウインドーショッピングを楽しみました。帰りに★スーパーで夕飯のお買い物をし、その足で★図書館に行き本をかりました。そしてまた1時間かけて★地下鉄に乗り★自宅に帰りました。

これはAさんの日常の一部を切り取った場面になりますが、文章の所々に★マークがあったと思います。その★マークのタイミングでAさんはある行動をしました。

それは、【音量調整です】

ここがポイント

Aさんは補聴器を使用するにあたって、定期的に補聴器店舗に行き、【調整】を行っています。補聴器を装着しながら聴こえにくい状況や場面を、来店時にAさんより教えていただけるので、それに合わせた調整をします。

ですが、環境の変化によって周辺の音が【騒がしい音・煩わしい音】に変わることがあります。

Aさんの日常でいいますと★マークの部分が、環境が変わったタイミングと言えます。

自宅では調整したままの音量で装着出来ますが、地下鉄や繁華街、スーパーなどは基本的には騒がしい音がしますよね。そんな時は、あらかじめ少し音量を下げておくと騒音が煩わしさも軽減します。また、図書館のような静かな場所でも音量調整をしていただいてもいいかもしれません。

音量調整の方法はですが、補聴器本体にあるボタンを押していただく事で音量を上げたり下げたりすることが可能です。

また、補聴器によってはリモコンを使用するタイプや、スマートフォンを使用しても調整が可能なタイプまで色々ございます。

また、前回のコラムで音と距離の関係性についてもお話ししましたが、補聴器を装着しておられても同じ事は言えます。たとえ補聴器を装着していても音源から離れてしまうと聴こえが悪くなります。

という事は、ご家族やご友人の方とお話しする時は出来るだけ近づいて、なるべく正面でお話ししていただけると会話の内容がご理解いただきやすくなります。

より良い補聴器ライフを

他にも補聴器を使用いただくにあたっての機能や性能はたくさんあり、今回のような内容はごく一部です。

様々なご希望やご要望にお応え出来る商品が登場してきている補聴器ですが、まだまだ補聴器所有率が低いのも実情です。多くの方により良い補聴器ライフを過ごしていただけるよう、お手伝いさせていただきます。

まずは一歩前へ!お電話のご相談からでも結構です。お電話・ご来店心よりお待ちしております。

なお、ご来店頂く際はご予約をお入れ頂きますとスムーズにご案内が可能となります。

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