言葉の聴こえと音の聴こえの違い。語音明瞭度でわかる聴こえの状態
こんにちは。大阪市西区の南堀江にあります、補聴器専門店フォーラム21の松本です。
皆さん夏バテしていませんか?
水分補給のほかに、汗をかくと出ていってしまうナトリウムとミネラルの補給もお忘れなく!!
そして、上手にエアコンも使いましょう!!
涼しい部屋から暑い屋外へ出ると、身体はその気温に順応しようと頑張ります。
しかし、温度差が大きいと、身体への負担が大きくなります。
皆さん!くれぐれも熱中症にはご注意くださいね!
今回は「言葉の聴こえ」についてお話ししたいと思います。
皆さんは【語音明瞭度(ごおんめいりょうど)】という言葉をご存知でしょうか?
あまり聞き慣れない言葉だと思います。
しかし、この【語音明瞭度】が会話を聴く上で大変重要なものになります
聴力は30代~40代から低下が始まると言われています。
その聴力において「言葉」をどれだけ聴き取れるかが大きな鍵を握ります。
文字として見ると当たり前のような内容ですが、ご自身の聴力になると皆さんあいまいな捉え方になっているようです。
というのも、聴力には「言葉」と「音」がありますが、難聴になってくるとその両方が低下してきます。
そして、その「言葉」を聴き取れる能力の事を【語音明瞭度】といいます
でも、「音」が聴こえていれば会話は成立するんじゃ?と認識されている方も多いと思いますが、そこが大きな落とし穴なんです!!
「音」が聴こえるということと、言葉が聴こえるということは必ずしも一致しないのです。
では、【語音明瞭度】が低下してしまったらどのように聴こえるのでしょうか?
「言葉」が「言葉」に聴こえず、「音」として聴こえてしまう
という事になります。
もう少し噛み砕いてお話ししますと、家族やお知り合いの方と話をしていた場合、「声は聞こえるけど、何を言っているのかがわからない」という状態になりかねません。
これは、補聴器を装用しても同じことが言え、
【語音明瞭度】が低下していると補聴器を装用していても、「言葉」を聴き取ることが難しくなる
ということになります。
「言葉」の聴き取りには『聴力』が大きな関わりをもっており、しかも一度低下してしまった【語音明瞭度】は現代の医学では良くする事は出来ないとされています。
では、この【語音明瞭度】を低下させないようにするにはどのようにすればいいのでしょうか?
それは、ご自身の聴力に合せた補聴器を装用して、「言葉」の情報と「音」の情報を聴いていただく事で、低下を防ぐとともに、会話を楽しんでいただけることが出来ます。
だからこそ、早期に補聴器を装用して頂きたいのです!!
この【語音明瞭度】のチェックは当店にて無料で行っております。合せて聴力測定も行いますので、ご自身の『聴こえ』の状態に合わせた補聴器をご提案しております。
完全に聴こえなくなってからでは、補聴器を装用いただいても会話をしていただく事は困難になる場合があります。
お電話やFAX、メールからのご相談からでも結構です。心よりお待ちしております。
なお、ご来店頂く際はご予約をお入れ頂きますと、スムーズにご案内が可能となります。