日本人は英語が苦手・・・それには理由があった!!【言語によって主に使う周波数が違う?】
こんにちは。フォーラム21補聴器販売員の松本です。
突然ですが、皆さんは外国語を話せますか?
東京オリンピック・パラリンピックに向けて、英語の勉強を始めた方もおられるのではないでしょうか。
近年はグローバル化に伴い、英語というものがかなり身近なものになってきました。小学校では2020年より全国で英語が3年生~6年生までが必須化されることになりました。
3、4年生は「外国語活動」というカリキュラムとして、5、6年生は「外国語」という教科として導入されます。
ですが、小学校英語教育必修化により賛否両論出ているようですね(^_^;)
皆さんは賛成ですか?反対ですか?
世の中の流れとしては反対派の意見の方が多いようです・・・。
とはいうものの外国の方と比べると、日本人のほとんどが日本語しか話せず、外国の方が自分の方を目指して歩いてこられると、話しかけられるんじゃないかとドキドキしてしまいますよね(笑)
そこで、ふとこんな疑問が湧いてきました。
なぜ、日本人は英語に馴染がないのか?
色々な理由が考えられると思います。
・日本が島国である ・英語を使う必要性がほとんどない日本社会 ・日本人が作ったカタカナ英語 ・日本人同士でしか通じない和製英語
他にもたくさんの理由があると思います。
そんな中、大変興味深い情報を入手しました。
言語によって主に使う周波数が違う?
英語といっても実は種類があるのってご存知でしたか?
「イギリス英語」と「アメリカ英語」の二つはご存知の方が多かったと思います。ですが、実はアクセントや発音などを見ていけば英語だけでも1,000以上もの種類に分けられます。
日本で言う方言みたいな感じですね。では、上記にあります周波数の違いとはどのような事なのでしょうか?
代表的なところでご案内すると、以下のようになります。
・イギリス英語=2,000~12,000Hz
・アメリカ英語=750~5,000Hz
・日本語=125~1,500Hz
・ロシア語=125~8,000Hz
・ドイツ語=125~3,000Hz
・イタリア語=2,000~4,000Hz
・スペイン語=125~500Hz 1,500~3,000Hz
・フランス語=125~500Hz 1,000~2,000Hz
となっております。
この数字からわかる事は、イギリス英語と日本語では周波数に大きな違いが発生していますので、日本人には聞き取りにくい言語になる事がわかります。日本語は母音が多い言葉なので低い周波数になり、逆に英語は強い子音を強く発音するので高い周波数になります。これを『パスバンド』といいます。
日本人には、英語などの欧米系の言語は、日本語のパスバンドを大幅に越える高い周波数帯が使われています。
これはつまりどういう事かというと、外国語を聞くうえでもっとも大事な子音のほとんどが日本語のパスバンド以上の周波数帯にあるということなんです。
簡単に言えば『日本人には殆どの外国語は、聞き取りにくく聞き分けにくい』という事になってしまいます。
となれば、日本人とは逆に周波数帯の広いロシア人は、外国語を聞き取りやすい・馴染みやすいと言えるのかもしれませんね!
日本人が外国語を聞き取るには時間がかかる
学校の授業やテキストで、たくさんの英文法や英単語を記憶する「勉強」は大事だと思います。ですが、英語を話せるようになる為には、英語を「話す練習と聞く練習」が必要といわれています。
日本人にとって英語を聴き取れるようになるには、何度も何度も話し、何度も何度も聞く事で理解できるようになり、細かなイントネーションが聞き分けられるようになるわけです。
極論ですが、赤ちゃんは日本語の勉強として読み書きはしませんよね?(笑)
お母さんやお父さんの声をずーっと聴いて、話せるようになったらいーっぱいお話しをする。こうやって「世界でも難しい言語の1つ」といわれる日本語を話せるようになるわけですね!
ちなみに、英語を1から勉強した場合、日常会話やコミュニケーションが可能な初級レベルになるためには500時間~600時間程度が必要だと言われています・・・。
もちろん一人で勉強した場合の時間ではなく、プロの方にしっかりと学び、効率的な自己学習をした場合の時間になりますが(^_^;)
いかがでしたか?
私の学生時代に思っていた「英語は難しい」という固定概念は、あながち間違ってはいなかったようです・・・。ただ、新しいことを始めるには何事も楽しんで行う事が一番だと思います。