3月3日が「耳の日」になった理由・由来
こんにちは。フォーラム21の補聴器販売員の松本です。
もうすぐ3月3日「耳の日」ですね。2019年は3月3日が日曜日なので、各地で耳にちなんだイベントが開催されている事と思います。同時に「ひな祭り」でもあるので、街は賑やかかもしれませんね♪
それでは皆さんは、なぜ3月3日が「耳の日」になったのかご存知ですか?
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「語呂合わせのみ(3)み(3)の日!!」とお答えになる方と
「数字の3が耳の形に似ているから!!」とお答えになる方と2つに分かれる方が大多数を占めると思います。
実は・・・
WHO(世界保健機関)では3月3日を【国際耳の日】“World Hearing Day”(ワールド・ヒアリング・デイ)として、聴こえに関する啓もう活動を行っており「数字の3が耳の形に似ているから」となっているのです!!
意外なんですが「語呂合わせのみ(3)み(3)の日」とは関係ないようです(笑)
でも、日本聴覚医学会では1955年に「語呂合わせのみ(3)み(3)の日」と制定しているんです!オモシロいですよね(笑)
WHOの2018年2月報告によりますと
2018年では世界に4億6千万人の難聴者いると・・・
2030年には6億3千万人・・・
2050年にはなんと世界に9億人に!おおよそ倍の人数まで増えると予想されております。そうなりますと、あくまでも計算上ではありますが、地球人の10人に1人が難聴者という事になります!
もちろん現在の状況に対して処置がされなかった場合のお話ですか・・・。
では何故そんなにも難聴者が増えてしまうのでしょうか?
- イヤホンやヘッドホンで大きな音量で音楽を聞く事によっておきる音響性の難聴
- 高齢化に伴う難聴
- 仕事での騒音環境に伴う難聴
- 発展途上国での衛生環境から引き起こされる感染症からの難聴
など理由は様々ですが、個人が予防できる難聴の種類としては「イヤホン」「騒音環境」ではないでしょうか?
イヤホンやヘッドホンに関しては、イヤホンなどが決して悪いわけではありません!大きな音で長時間使用してしまうのがあまり良くないんです。ちいさな音量での使用であれば問題ありません。
また、難聴になる可能性としては【騒音が85dB(デシベル)※の状態で8時間以上聴くという環境を5年~15年続ける】なので、お仕事で騒音環境下でのお勤めの方は該当するかもしれません。しかし、決して全員が当てはまるわけではありません。
※dB(デシベル)とは音の大きさを表す単位
そもそも【85dBで8時間以上】の環境ってどれくらいの音の大きさなの??
約1m離れた距離から相手の声が聞こえづらければ85dB以上の音が出ていると推測できます。身近な所で例えますと、パチンコ店では100dB以上の音が出ていると言われています。その場合計算上では【なんと15分しか聴いてはいけない】事になります!しかも、騒音によりダメージを受けた細胞を元にもどす有効な治療方法はありません。
そのため予防策として耳栓を使用するなどが挙げられます。
また、スポーツの場合ですと、剣道など竹刀が耳の近くに当たると大きな音が鳴ります。そういったことが原因となり聴力が低下しやすいと言われています。
他のスポーツでも言える事かもしれませんが、瞬間的・継続的に大きな音が鳴る、それが耳に近ければ影響度合いは大きくなるといえます。よって注意が必要となります。
補聴器は聴こえを補助する事はもちろんですが、大きな音を抑えてくれる機能が備わっている機種もあります。ご自身の聴力に合せないとお耳を悪くする可能性もございます。ご自身やご家族の方で聴力に不安を感じられた場合はご遠慮なくご相談下さい。
様々なご希望やご要望にお応え出来る商品が登場してきている補聴器ですが、まだまだ補聴器所有率が低いのも実情です。多くの方により良い補聴器ライフを過ごしていただけるよう、お手伝いさせていただきます。
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