今回は皆さんのお近くに補聴器を装着されている方がいらっしゃる場合の、話し方の“コツ”をお伝えします。基本的に私が来店されたお客様へお取りしている行動になりますので、ご興味ある方は最後までお付き合いください。

1つ目のケース

皆さんは「難聴者」に対してどのように話しかけますか?基本的には大きな声でお話しされる事が多いと思います。

大きな声で2度3度お話ししても伝わらず、お互いがイライラしたり時には喧嘩してしまったり(^_^;)

2つ目のケース

何かを喋っている事はわかるが、話している内容が解らない。
会話の始めと最後が不明瞭で理解出来ないなど。

こちらに関しては、おそらく「語音明瞭度」が関係してくるかと思います。

「語音明瞭度」は《言葉の聴こえと音の聴こえの違い。語音明瞭度でわかる聴こえの状態》参照 2019年8月26日更新

この2つのケースが殆どの方に当てはまるのではないでしょうか。

皆さんは上記の場合どのように会話されますか?

一般的に考えると、

難聴者=大きな声を出せば聴こえる

というイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。

もちろん難聴の方には大きな声で話しかける事が好ましい場合が多々あります。しかし、『それは補聴器を装着する前』に限られるという事を皆さんご存知でしょうか!

補聴器を装着している時は、難聴の方の聴力に合せて音を増幅していますので、大きな声で会話をする事で《声が割れる・声が潰れる》といったように、逆に聴こえにくくなってしまう方が多くおられます。もちろん大きな声を希望される方もおられますが。

よって、周りの方々は「ハッキリ話す・ゆっくり話す」を意識してお話しすれば、聴こえが良くなられる方が沢山おられます。

しかし、残念ながらこれは全ての難聴の方に当てはまるわけではありません。

どのように話せば一番聴こえやすいのかを難聴者の方に確認しておく

上記でお伝えした内容は全ての難聴の方に当てはまるわけではありません。

何故なら、その方々によって聴こえ方が違えば、周りの方々の話し方によって聴こえ方も変化してしまう為です。

皆さんにもご経験があると思います。声が小さい方や、ボソボソ喋る方など。そのような話し方をされた時は、本当に聴こえにくいですよね!

補聴器を装着されている方も同じだと考えてください。よって、一番の解決方法は《どのように話しをすれば聴こえやすいのかを難聴の方に確認しておく》これが一番かと思います。

それが「ゆっくりなのか?ハッキリなのか?大きな声なのか?」

ご本人が一番聴こえやすい話し方をしてあげる事が、コミュニケーションをとっていく上で一番重要であり、お互いのストレスが軽減される方法ではないでしょうか。

いかがでしたでしょうか?

補聴器を装着すれば今まで通りどんな環境でも会話が聴こえるようになる!といった物ではありません。

補聴器は補助器具であるという認識を改めてお持ちになって、快適な補聴器ライフをお過ごし下さい。

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