近藤真彦さんのCM 聴力検査~認知症やうつ病との関係~
タレントの近藤真彦さん(マッチ)が出演しているACジャパンのコマーシャルはご存じでしょうか?
ピンクのスパンコールの衣装を着た近藤さんがコンサートのコール&レスポンスで聞こえにくさに気づき、聴力検査を受けるというユーモラスな演出でなかなかおもしろい内容です。わたくしはマッチの少し下の世代で“たのきんトリオ”を追いかけていたので、「マッチもこんなCMに~♪」と思いながら何度か見ました。
こちらは日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会とACジャパンが実施する難聴啓発キャンペーンのCMで、加齢による【難聴】が認知症やうつ病などの発症につながる可能性があることを訴えています。
加齢による難聴(加齢性難聴)は年を取れば誰にでも訪れる症状ですが、神経や有毛細胞の減少により、機能が低下し、音を感じ取れなくなるのは40代から少しずつ始まります。
加えて、音の信号を脳へ伝える「聴神経」の障害も合わせて起こる為、難聴がすすむと言葉の聴き取りが悪くなり、大きな声で話してもらっても「はっきり聴こえない」「会話の内容がわからない」という現象がおきます。
今回の近藤真彦さん(マッチ)のCM
そんな難聴を放っておくと認知症やうつ病になる恐れがあるため、まずは聴こえの状態を知ること=聴力検査を投げかけています。
特に若い世代40~60代は自覚症状がない事もあるので、今年還暦を迎える近藤真彦さんを起用し、同世代に向けて「聴こえにくさ」を感じたら聴力検査を~と呼びかけているのです。
~当店では聴力測定ができます~
-
測定では、音の高さ(周波数)ごとに、どれだけ小さな音が聴こえるか、ということを調べます。それに加えて、補聴器選びのための聴力測定では、どれだけ言葉がハッキリと聴こえているか?(語音聴力測定)までを測定します。
くわしくは、こちらの記事をご覧ください。
~加齢性難聴には補聴器が有効です~
加齢性難聴は自然な加齢による変化で治療法はありませんが、補聴器で聴こえを補うことで生活の質を改善したり、認知症や交通事故のリスクを減らしたりできる可能性があります。
「補聴器は格好悪い」「うるさい」とイメージをお持ちの方も多いですが、機能や性能はデジタル化で進化し、今では使用者の聴力や使用環境に合わせて音量や機能を細かく調整できるものになっています。
また、形状は、耳の穴に入れる小型の補聴器や耳のうしろに隠れるおしゃれなカラーの耳かけ型などが主流で、使用を始めた方のお声は「こんな小さいの~」「お友達からお洒落♪と、ほめてもらった」などの声が多くあります。
聴力測定や補聴器の相談・試聴などは事前のご予約の上、お気軽にお越しください。